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ヒラギノUniversalシリーズに丸ゴ・明朝を追加-期間限定のパッケージも発売

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グラフィックデザイン制作の現場ではフォント選びは大変重要です。
フォントを変えただけで、広告の雰囲気が大きく変わる…ということは良くある話です。
そんな「フォント」の中でも、王道中の王道、スタンダードOFスタンダードのヒラギノフォントについて、こんなリリースがありました。

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大日本スクリーン製造は、ユニバーサルデザイン対応書体であるヒラギノUniversalシリーズの新たなラインナップとして、「ヒラギノUD丸ゴ」と「ヒラギノUD明朝」を1月29日より発売。発売を記念して「ヒラギノUD角ゴ」を加えた期間限定パックを2月3日より発売する。

同書体シリーズは、同社のヒラギノフォントがもつ「美しく、読みやすく、つぶれにくい」とうい特徴を継承し、さらに「自然に、楽に、長く読める」ことを追求。2009年12月には、第一弾となる「ヒラギノUD角ゴ」が発売された。

今回新たに発売されるのは、丸ゴシック体の「ヒラギノUD丸ゴ」本文用(W4)と見出し用(W6)がセットのパッケージと、明朝体の「ヒラギノUD明朝」本文用(W4)と見出し用(W6)がセットのパッケージ。書体の種別はOpenTypeで発売は1月29日。価格はそれぞれ2万6000円。

また、ヒラギノ角ゴ・丸ゴ・明朝の本文用と見出し用、合計6書体(3パッケージ)をセットにした期間限定パック「ヒラギノUD(角ゴ・丸ゴ・明朝)期間限定6書体パック」が2月3日より3月31日まで発売される。価格は5万2000円。

(マイコミジャーナルより抜粋)
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ヒラギノはIOSのシステムフォントであるという点も含めると、現在、最も日本人に親しまれているフォントと言っても過言ではありません。
皆さんも必ず一日一回はヒラギノフォントの文字を読んでいらっしゃるはずです。そして、それはおそらく死ぬまで続く…そう考えると、どれだけの情報を…ヒラギノフォントで受け取っているのでしょうか?
想像するだけで、眩暈がします。

それだけ、日常生活に密着しているデザイン物?であるフォント。
見逃されがちですが、そのあたりにも注目しながら、パンフレットや広告物、またウェブサイトなどに触れていただくと、ただの文字も制作者の意図を想像して楽しむことができますね。
明朝とゴシック程度の差しか分からない…というのは猫か犬かの差程度のモノだと思いますので、今後は是非、犬種などにも注目しながら、印刷物やウェブサイトをご覧になってみてはいかがでしょうか?
ちょっとした、驚きや感銘が…潜んでいるかもしれません。

追記

しかしながら、ウェブ全盛の時代において、フォントの著作権(プログラムとしての著作権)は守り続けることができるのか…
といいますか、有料のフォントが今後もその価値を守り続けることができるのか…

写真を例にとって考えると、現在の2024年から10年程度遡って考えるだけで、広告などに使用する写真素材は現在よりはるかに高額で取引されていました。
それが、今や写真素材の有料販売というビジネスモデルはAIによって大量に作られる素材や、サブスクリプションという支払い方法によって圧迫されており、ビジュアル一枚一枚の単価は下がっています。

フォントにおいても、Googleが流通させているウェブフォントGoogleフォントの使い勝手が良く、グローバル企業がブランディングの一環としてそれらのフォントをコーポレートツールに指定して使用し始める時代になったという点を考えると…まだまだ転換期の真っ只中にいる…ということですね。

オープンソースの時代に…デザインはどこまで守られるのか…

つづく…

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