川崎市でデジタルサイネージを活用したメディア連携の実証実験がスタート
川崎市と川崎アゼリアとパイオニアは1月20日、商業集積施設「アゼリア」と「川崎市バス」を連携させた「地域メディア連携実証実験」を2月15日から3月14日までJR川崎駅周辺で実施すると発表した。
同実証実験は、川崎市の「効率のよい情報発信・伝達」や「各商業施設での販売促進、売上拡大」を目指す地域活性化事業の一環として行われる。
具体的には、デジタルサイネージを活用して、川崎市バスの車両や地下街「アゼリア」の店舗に設置した高精細TVに、川崎市からの情報や協力店舗の広告、販売促進情報などを表示する。
加えて、これらの映像を見た利用者がどれだけ該当店舗を訪れるのかを示す店舗利用率、店舗売上に与える効果の測定を行うほか、QRコードなどを利用した情報配信の実験なども行う。また、フリーペーパーなどの地域情報メディアとのクロスメディアをにらんだ取り組みも実施される。
川崎市バスの主な実験車両路線は、「上平間~川崎駅西口北(系統番号:川73系統)」、「新城駅前~川崎駅西口(系統番号:川63系統)」となっている。
(マイコミジャーナルより抜粋)