ソニー、ファッションアイテムのようなデザインのサイバーショットを発売
ソニーは5日、ファッションアイテムの1つとして持ち歩いたり所有してほしいとの想いから誕生したというコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」の女性向けモデル「DSC-W350D」を23日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万7,000円前後。
同製品は、「DSC-W350」の本体外装に、優美なデザインや透明材料を加工することで高品位な質感を醸しだしたというコンパクトデジタルカメラ。女性社員を中心とした商品企画プロジェクトによって、「洗練された高級感・上品さ・フェミニン・シンプル・清潔感・透明感」という女性が好ましく思うイメージと、ジュエリーやアクセサリー、フレグランス、コスメティックなど、女性のファッションアイテムが持つ質感の組み合わせなどが検討され、同製品や周辺アクセサリーなどが創り出す世界観を決定したという。用意されたデザインは、ジュエルピンクとプレシャスホワイトの2種類。
ジュエルピンクは、本体表面の塗装にサテンのように輝く淡いピンクを採用したほか、角度によって現れたり消し込まれるボタニカルパターン(唐草模様)がデザインされている。また、透明素材をクリスタルカットしたレンズリングは、表面に何層ものコーティングが施され、見る角度によって色目が変わるとのこと。リング裏面にはミラー処理が施され、光の反射が繰り返されることで透明感と輝きを表現したという。
プレシャスホワイトは、奥行きがあって透明感を感じさせる白を採用したほか、前面パネルにドットパターンとラインストーンの装飾が施されたデザインとなっている。アクセサリーや時計のような宝飾品がイメージされレンズリングは、裏面にミラー処理を施して透明感や奥行感を実現しており、リングの印字がキラリと輝くような高級感も演出しているとのこと。
また、本体のカラーやデザインに合わせた2種類の別売ドレスアップケース「LCS-WJ」も用意されており、ケース同梱のストラップにも本体デザインと調和する装飾性が盛り込まれている。
ドレスアップケース「LCS-WJ」も、ジュエルピンクとプレシャスホワイトを展開。価格は3,360円
機能としては、撮像素子に有効画素数1410万画素の1/2.3型 Super HAD CCDセンサーを搭載し、レンズには焦点距離は26~105mm、F値F2.7~F5.7の光学4倍ズーム、カールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用している。記録メディアは約45MBの内蔵メモリーのほか、メモリースティック デュオ / PROデュオ / PRO-HGデュオ、SD / SDHCカードに対応する。突起物を含めたサイズは、90.7(W)mm×51.5(H)mm×19.4(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約120g。