京町家風のバス停お目見え、京都 広告収入で整備
京都市で5日、古都の町並みに調和する京町家風のデザインをとり入れた広告付き停留所がお目見えし、完成式典が開かれた。
市と契約した広告会社エムシードゥコー(東京都)が設置。当面、四条烏丸など市内10カ所を整備する。同社は広告料収入で設置費や清掃、修理などの維持管理費を賄い、財政難に悩む京都市にとっては、負担なしに停留所を整備できる。
市交通局によると、景観に調和するよう町家の千本格子をとり入れた独自のデザイン。取り付ける広告は、市の景観規制により派手なものは制限する。夜間の照明も設置し、防犯効果にも期待する。
式典で門川大作市長は「京都ならではのデザイン。財政状況は厳しいが、民間に広告を取ってもらい(整備)できる」と話した。
京都市は、5年間で400カ所の整備を目指している。
(47ニュースより抜粋)
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