ハンドメイドと既製品の間とは、グラフィカルな実用品を紹介する千原航企画展
「ハンドメイド」と「レディメイド」の間に位置する制作スタンスを持つ3つの個人ブランドを紹介するエキシビション 『Handmade/Readymade #1 “Geometrical House”』が、11月19日から東京・表参道ヒルズのPASS THE BATON OMOTESANDO GALLERYで開催される。
企画及びキュレーションを手掛けたのは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの千原航。同展では、サッカーボールなど日常的なモチーフを用 いた独創的なデザインが人気のバッグブランド「Ore」、複雑な切り返しを多用しつつもカジュアルさを併せ持った靴ブランド「nir」、大胆かつ繊細な作 品を生み出す陶芸家・山口奈那子による通常のブランド製品に加え、千原と共同で制作した作品の展示や販売を行う。
会期中には、VJユニット「onnacodomo」と制作した『モノのPV』が上映されるほか、制作過程の余り素材から新たな実用品を生み出すワークショップ、千原と遠山正道(PASS THE BATON 代表)によるトークショーが披露される。
さらに同展の進行を記録した展覧会カタログをオンデマンド印刷にて制作し、会期中に販売する試みにも挑戦。無駄をなくすだけでなく、発生した無駄も自らリデザインする姿勢から、ものを生み出す側の責任と遊びを同時に感じることが出来るだろう。
(CINRAnetより抜粋)
※URLの有効期限が切れた為リンクを解除しました。