ポンピドゥーセンターのアート祭典が日本上陸、『ブンミおじさん』のベース作も
アートと映像のフェスティバル『HORS PISTES TOKYO 2011(オール・ピスト 東京 2011)』が、東京・渋谷のUPLINK FACTORY、代官山のM Event Space & Bar、六本木スーパーデラックスの各会場で6月4日から開催される。
フランス・パリを代表する文化複合施設ポンピドゥーセンターが、2006年から毎年開催している映像アートイベントの公式日本版として行われる同イ ベント。普段日本国内では鑑賞機会が少ない短編や中編作品を中心に、昨年度および本年度の上映作品からのセレクトした作品群、日本のアーティストの作品を 織り交ぜたプログラムが上映される。またシンポジウムとワークショップを開催し、表現の多種多様性を知覚・共有することを目指す。
同イベントでは、アピチャッポン・ウィーラセタクンの監督映画『ブンミおじさんの森』のベースとなっている映像作品『A Letter to Boonmee(ブンミおじさんへの手紙)』や、今年のパリのプログラムで唯一日本からエントリーされた三浦崇志と大力拓哉の共同監督作品『コロ石』など が公開される。
また、パリのクリエイターチームANDREA CREWSを招待し、廃棄予定の服を用いたファッションショーの要素を取り入れたワークショップも予定。そのほかに、映像を取り入れた表現活動を行ってい る様々なアーティストが出演するライブパフォーマンスなどの多数のプログラムが開催される。詳細はオフィシャルサイトで確認して欲しい。