たらみ 県デザイン大賞
県内の優れた製品デザインを表彰する初の「長崎デザインアワード2011」の審査が行われ、たらみ(長崎市)のフレッシュフルーツの生ゼリーとデザートが大賞を受賞した。
製造業者のデザイン力や開発意欲の向上を目的に、県産業デザインネットワークが企画。2008年4月から今年3月末までに商品化された製品が対象で、「生活」「パッケージ」「家具・住環境」「工業・医療・教育」「食品」の5部門に、80社から計164点の応募があった。
たらみの製品は、均等な大きさにカットされ、容器に入れられた色とりどりのフルーツもデザインに生かされている点が評価された。
このほか、金賞には中善(波佐見町)の波佐見焼の透光性照明器具「ododo」、銀賞は白山陶器(同)のミニしょうゆさしとフラスコ、銅賞はイネックス(長崎市)の発光ダイオード(LED)の防犯灯がそれぞれ選ばれた。
選定委員長を務めたプロダクトデザイナーの山村真一さん(69)は、「多くの応募があり、地場企業の潜在能力の高さを感じた。賞をきっかけに地域の発展や活力につながる商品が生まれればうれしい」と話していた。
(読売オンラインより引用)
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