行動心理学に基づいたデザインは可能か・・・
しばしば思うのですが…
例えば単純に色が連想させるイメージ、
暖色や寒色といったモノはエンドユーザーにより近いところでは大変効果的で、
食べモノや飲みモノのパッケージデザインでは重要である…と。
それくらいの事はデザイン入門本にも書いてあったりしますが、
情報量が一定の飽和状態に達すると、
そのデザインの常識を裏切らなければ差別化できなくなったりして…
行動心理学は後手に回らざるを得なくなるんではないか…と。
というのも、
例えば、~10年くらい以前まで、
缶コーヒーのボトルのデザインといえば、ほとんどが茶色だったわけですから。。。。
ブラウン~イエロー系またはレッド系の暖色がコーヒーという商品の味とイメージとマッチしていたわけですが…
ふと、BOSSレインボーマウンテンのレインボーカラーのパッケージの缶コーヒーを手に取りそんな事を考えはじめたら。。。
10年前だったら、絶対買ってないだろうなぁ~と。
ブランドが味を担保しているからこそ、このパッケージデザインの冒険は吉と出たわけですが。
常識を覆すのは…クリエイティブです…
と言いたいんですけど、ブランドや資本だったりを考えたら、
どこかでそれらを裏切ったデザインだったり、
見たこと無いモノをリリースしたりしなければならないというのも
各マーケターさんの宿命なので…だから必然的に生まれる商品なのかもしれないという。。
とはいえしかし、
例えば多くの企業様の採用パンフレットなどに見られるコンテンツやデザインの冒険的な試みの数々。
歴史や実績の有無に関わらず、チャレンジングな姿勢はまさに今チャレンジの真っただ中の新規学卒者の方達に刺さったりします。
「わくわく」「どきどき」させたり、ちょっと「挑発」してみたり。
趣向を凝らしたコンテンツはとても面白い。
でも、とても大切なことですが、
採用パンフレットのデザインは景況感ともリンクしています。
そして有効求人倍率とももちろんリンクしています。
この続きはどこかのコンテンツで。。。