ワードプレスのテーマをギャラリータイプへ
このブログはワードプレスを使っているのですが、久しぶりにデザインを変更しました。
最近、流行りの…ギャラリータイプ?ポートフォリオタイプですね。
内容は変わりませんが単なるブログコンテンツでも…ちょっとおしゃれに見えますよね?
いかがでしょうか??
ちょうど良い機会なので、
ポートフォリオタイプやギャラリータイプと言われるワードプレスについて…
ちょっと掘り下げてみますね。
ギャラリータイプ(ポートフォリオタイプ)のワードプレスとは?
ギャラリータイプと言われるテーマは
まず、サムネイルの画像を並べて、一覧表示しつつ、
それらをメニューとして使い、第二階層に詳細の投稿を表示するタイプのテーマですね。
ワードプレスの機能の中に写真だけを並べる=ギャラリーを作成する機能があり、
その機能を使って作った「ギャラリー」にインターフェイスが似ているワードプレスのテーマを
ギャラリータイプ…と、ここではインターフェイスのデザインの一つのカテゴリとして、
呼称として使わせていただいています。
ポートフォリオについてはギャラリーと同様にそのワードプレスのインターフェイスのデザインが
クリエイターのポートフォリオ型に多く見られる作品画像を並べた形に似ている点から
ポートフォリオタイプという呼称を使わせていただきました。
※これらのインターフェイスのタイプ別の呼称については、
2016年現在のあくまで暫定的なモノだと認識しています。
その名もPhotographerというWordpressの無料テーマ
ギャラリータイプのメリット/ワードプレス
ワードプレスでギャラリータイプのテーマを使うメリットは「デザインが美しく見える」がまず挙げられると思います。
しかし、これには条件があって、そもそも美しいヴィジュアルや写真が用意できることが前提となりますが、美しい”雰囲気”のビジュアルや写真でもたくさん並べると充分それらしいデザインを作ることができますので、携帯アプリで写真を加工してそれらしいビジュアルを制作できる環境さえあれば、雰囲気の良いトップページを制作することが可能になります。
また、
インデックス=いわゆるトップページが、下層にある投稿ページの一覧表示という構成ですので、
トップページからの横移動を誘発し、つまり回遊率が上がる…はずです。
が、これはあくまで、ブログのトップページに誘導できた場合にのみ効果的なメリットであり、オーガニック検索で投稿ページにダイレクトで飛んで来たユーザーにも一応に言えるメリットではありません。
それらを踏まえると、ブログのインデックスページにまず誘導する施策が必要ということになります。
ギャラリータイプのデメリット/ワードプレス
先にメリットを挙げたので、反対要素のデメリットを…と考えましたが、ウェブサイトまたはブログの目的を考慮した上で、レイアウト上の向き不向きという程度の問題であり、デメリットと言い切れるほどの問題は無さそうです。
不向きな目的としては、トップページに固定ページ固定情報などの掲載が必要なケースにおいて、分かりにくくなる。また、掲載する情報の優先度が表現しにくいので、深度を設定して縦方向に構築している情報などは意図した方向や順序でユーザーを誘導するのが難しくなるという点があると思います。この点については各投稿のタイトルの表現でユーザーを誘導する必要が出てきそうですね。
こんな目的のウェブサイトやブログにこそ
ギャラリー・ポートフォリオ型のデザインはまず、作品を製作しているクリエイターに特に重宝されています。ギャラリーや、ポートフォリオと言われるタイプですので、まずはそれを必要としている職業の方達とはとても相性が良いですね。
また、以前から流行っているメディア・マガジンタイプのワードプレスと似ていますので、それらのタイプのワードプレスのユーザーにとっては移行もスムーズですね。
また、インスタグラムが好きな方、写真撮影が好きな方の個人ブログ用としてもとても相性が良いと思います。
もしかしたら…
基本的には並列構造が特徴のギャラリータイプですので、DB(データベース)の目的を持っているウェブカタログとしても機能すると思います。
「新着」や「関連」をカテゴリやタグを使って上手くコントロールすることで、並列構造の中にも階層構造を表現できれば、メーカーさんがウェブ上の簡易データベースの替わりとして利用することも出来そうですね。
portfolioというWordpressの無料テーマ / https://modernthemes.net/wordpress-themes/portfolio/
※リンク切れが生じる可能性がある為、URLはリンクしていません。必要に応じてコピー&ペーストしてください。
だからこそブログはギャラリータイプへ
フェイスブックに代表されるSNSでは、なるべくおしゃれ感のある画像と一緒に投稿するのがスタンダードになりつつあります。
文字情報を読むも読まないも一緒に投稿されている写真次第…という感覚すらあります。
インスタグラムに至ってはそもそも画像ありきのSNSですし、だからこそ、国や言語を超えて支持者を獲得できるSNSとなっています。
多くのユーザーがSNSにおいて写真中心の投稿を閲覧する機会が増えていくことによって、ブログの投稿はもちろんインターフェイスの構造も今後はますます「おしゃれな写真」「インパクトのある画像」が求められます。
文字ばかりのブログはいつか古臭く感じられる日も来る、もう来ているのかも知れません。
携帯電話のカメラ機能も進化し続けていますし、ツールは身近に揃っています。
機会があれば是非、次の時代のブログのインターフェイスに挑戦してみてください。
なお、弊社ではワードプレスを使用したウェブサイトのデザイン制作も承っております。
ワードプレスでのウェブ構築をご検討される際にはお声掛け下さいませ。