製品カタログデザイン制作実績です。
こんにちは
前回、リーフレットのデザイン制作実績を紹介させていただきましたが、
今回は打って変わって、カタログのデザイン制作実績です。
総ページ数170ページ以上の見ごたえのある製品カタログです。
製品の写真は支給ではなく、撮影から携わらせていただいています。
錯視アートや騙し絵のようなシンボルを使った表紙が印象的です。
※白いボトルシルエットと赤いボトルシルエットが交錯するようにデザインされています。
爽やかで上質な印象の製品写真、背景はもちろん、光源や陰影とその濃淡などが計算されて表現されています。
商品カテゴリごとの導入部分のページです。
余計な装飾がされていない分、見やすくなっており、パーツの素材感・質感がリアルに表現されています。
こちらのページも引き続き加飾前の製品写真を丁寧に表現しています。
製品カタログにとって製品の表面の質感や素材感の表現はとても重要で、写真一枚一枚に高い撮影技術が求められます。
膨大な情報が美しく整理されたカタログをデザイン制作させていただきました。
170ページですので、ざっと見積もっても1000商品は軽く超えますね。
それだけの製品が整然と並んでいる様はそれだけでもすごく美しいです。
商品撮影にもこだわっているので、イメージカットとして挿入されている背景のある写真や陰影のある写真がどれもスッキリと美しい仕上りとなっております。各ページの両サイドにインデックス(目次)が付いていますが、煩くないサイズ・カラーなので写真とのバランスも良くスマートです。
イメージカットの様に演出している商品集合写真も清潔感があって気持ち良いですね。
製品カタログ・商品カタログは商品点数が多いとどうしても賑やかなデザインになってしまい、製品やブランドのイメージを損なうことにも繋がります。余裕を持ったページ数で余裕を持ったスペースを使い製品を表現するととても美しい製品カタログが出来るという好例となったと思います。
ちなみにカタログとは?
日本語でいう目録…と同じ意味ということになりますが、
では、目録とは何か…といいますと、箇条書きのような形式で整理されて記されたものということになります。
古くは巻物として、箇条書きの目録は存在していたようです。
目録という言い換え方がちょっと古くて逆に分かりにくくなっていますね。。。情報を整理して、分かりやすく表現されていると…それはカタログということになります。基本的にはツリー状(フォルダー型)と思って良いと思います。大カテゴリ>中カテゴリ>小カテゴリというツリー状にページ割を行って目次で追いかけるイメージです。
手元に置いておけるDB(データベース)という使い方が一般的で、ユーザーはインデックス情報から検索するように使うことが想像されるので、この検索に対してユーザビリティが重要です。
なので、カタログの形状は不問ですね。
用途がカタログであればそれはカタログということになります。
1ページでも300ページでもカタログはカタログです。
以前、パンフレットの定義についてこのブログで触れた時もちらっと書きましたが、
カタログは内容の記載形式を表現している言葉で、
パンフレットというのはその形状を表現している言葉です。
なので、カタログとパンフレットは異なるモノではなく、
それぞれ別の軸でそれぞれ別のモノと区別して付けられている呼称なので、
製品カタログはカタログであり、パンフレットでもあります。
※ちなみに
飲食店や料理の出前やデリバリーでよく使われるメニューという表現がありますが、この言葉はラテン語の「小さい」「小さな」という言葉が語源だそうです。そこから小さな紙に一覧が書かれたものをメニューと表現するようになったそうです。
カタログとの共通点はありそうですが、語源は異なるようですね。
たとえば、食品カタログという言葉、食品メニューという言葉、共に存在し使われており言葉ですが用途と場面で使い分けられていますね。
なお、弊社のウェブサイトでは
こちらのぺージでサービス内容を詳しく掲載させていただいております。
カタログ制作についてお気軽にお問い合わせください。