最近のサッカースパイクのデザイン
こんにちは
唐突ですが、最近、サッカーのスパイクをまじまじとご覧になったことってありますか??
サッカーのスパイクのデザインって…ご興味ある方はそれほどいらっしゃらないかと思いますが、個人的にはすごく気になってまして。。
次男がサッカー少年ということもあって、スポーツショップにはよく足を運ぶのですが、何だか最近、サッカー用スパイクのデザインって急に別のステージに入った感じがしています。
それこそ、携帯電話から数字のプッシュボタンが消えて液晶のタッチパネルになった時のような…見慣れない形状は違和感でしかなく、操作性や使用感についてもついつい懐疑的な視線を送ってしまいますが。。。
ハイカット型のスパイク、これは個人的にはすごく革新的な印象なんです。
単にハイカット…と表現するのは足首の位置まで靴があるから、、、ですが形状を表現するならソックス一体型という感じです。
当然ながら最初の疑問は、まず、走りにくくないの??ということですよね。。。。
陸上のトラック競技の選手のスパイクやシューズとかって、極限まで浅いローカットにしている印象があるので、、、ローカット=スピードというイメージが強いですよね。なので、このハイカット…
「スピードが犠牲になるんじゃない?」
とか
「足首が動かしにくくてボールタッチが変わるんじゃない?」
とか
素人目には思ってしまいますが…
色々と調べてみると…まず、ケガが減るというメリットがあるようです。
それは捻挫リスクの軽減と外部からの衝撃の軽減ということ…らしいですが。
ふむふむ、確かに捻挫リスクが低減できるなら…それは非常にありがたいですよね。
足首の捻挫って何度かやっちゃうと、靭帯が伸びちゃって戻らないって話をよく聞きますもんね。
それと・・・・サッカーが身近にないと想像も出来ない隠れたメリットですが、ストッキングをカットして履いてる選手なんかは足首の接続部分が隠れるので、審判に指摘されなくて済みそうですね。
※ストッキングのカットとは…サッカーはルールの規定上、ストッキングも含めてチーム統一のモノを着用しなければならいので、5本指ソックスや滑らないソックスを履きたい選手はストッキングを足首部分でカットして、チーム統一のストッキングと足首部分をテーピングで接続しているようですが、テーピングのカラーや接続したソックスの色が異なると、審判から履き替えを指示されることもあるらしく…なので、接続したソックスが隠れやすいハイカットモデルは都合が良さそうです。
このハイカットスパイク…ユーザーがデザインに対する反射的な違和感を克服して、ヒット商品になるには…まだ時間が掛かるかもしれませんが…世界中のサッカープレーヤーの捻挫リスクが1%でも軽減できるなら…素晴らしいことですよね。
それが数字によって実証されたら、それこそスタンダードなデザインになると思います。
ナイキ・アディダスは現在もこのタイプのスパイクをリリースし続けていますし、その他のメーカーが追随するようになったらいよいよ、スパイクのデザインの転換期が訪れると思います。楽しみですね。
それと…
色々と調べていたらついでに発見したのがこちらのデザインのスパイク
ナイキエアマックス95のカラー(上)とエアマックス97のカラー(下)
エアマックスの誕生30周年を記念して作成されたモデルのようで、実際に販売もされていました。(2017年3月)
エアマックス95のブームを知っていて、かつ、欲しかった、もしくは履いていた世代は現在おおよそ30代後半から40代後半なので‥‥現役プレーヤーの方は少ないかもしれませんが…飾っておくためだけにでも欲しくなってしまいますね。
なお、エアマックス95をご存知ない方の為に…
こちらがエアマックス95です。
1996年当時、このスニーカーは店頭では全く手に入らなくなって、中古でも数万円~十数万円で取引されていたという超プレミアスニーカーです。
エアマックス95を履いているだけで、強奪される被害などが頻発し、「エアマックス狩り」という言葉も生まれたほどの人気でした。
当時にしては…斬新なデザインですよね。今ではファッションもライフスタイルも多様化しているので、これほどまでに熱狂的なブームというのは起こらないとも思いますが…
良い時代だったなぁ…と思います。